20代までのリセット力もまだ高かった肌とは異なり、30代に突入すると肌のターンオーバーもゆっくりになってきたりと、変化を感じ始めます。30代に入ってから、いままでとは肌悩みが違ってきたと感じるのが、肌のシミが目立ち始めることです。30代からのシミの目立ちやすくなる原因は、肌の老化が加速し始めたことだけではなく、ライフスタイルの変化も関わりがあります。シミ治療を行うとともに、ストレスの解消も治療の一環となってくるのが、この年代です。
30代は仕事でも責任あるポジションになったり、家庭に入って育児に忙しくなったり、ストレスを大きく感じやすくなります。このメンタル的なストレスは、肌にもマイナスの影響を及ぼします。ストレス増加は、生活習慣の乱れにもつながりますし、肌トラブルにもなります。皮膚科での治療だけではなく、生活習慣をただして、メンタルのケアもしていくことが必要になってきます。
ストレスは多少は誰もが感じますが、過剰になってしまうと、皮脂分泌まで過剰になります。肌はくすみがちにもなりますし、多過ぎる皮脂は酸化していきます。自律神経が乱れて星分泌は増加し、抗ストレスホルモンが作られるために、大量の体内のビタミンB群やビタミンCも消耗されます。ビタミンが不足すると、シミが出来やすくなるのです。
ですから、30代からのシミ治療は、心に抱えるストレスを、できるだけ発散していくという方法で、対処をしていくことです。