レーザーやハイドロキノンなどを使ったシミ治療は効果があるけれど、その分副作用の可能性が高いです。一旦はきれいになっても再発するおそれもあることから、本当は治療を受けたくても踏み切れない方は多いようです。それでもシミは気になりますから、口コミで治ったという民間療法的な治療法を試す方が多いようです。特に薬を使わないため、副作用の心配がなく安全という点も人気の理由です。
ただ、こういった方法は本当に安全なのでしょうか。シミの民間療法というと小麦粉やお茶を使ったパック、米のとぎ汁での洗顔など、食品を使ったものが多いです。これらを肌に塗布することで、ターンオーバーを活性化し、肌内部に残ったメラニンの残骸を徐々に排出しようというわけです。家にあるものでお金をかけずに手軽にケアできる。
しかも、口に入れても問題ないものですから、肌につけても安全と考えるのはわかりますが、実は一概にそうも言いきれないのです。食物アレルギーがあるように、実は自分の体質に合っていなくて、肌につけたら肌荒れやかぶれなどの肌トラブルになるといった可能性もあります。さらに、小麦粉やお茶には少なからず添加物が含まれています。これが肌に何らかの悪影響をおよぼす可能性も否定できません。
もちろんこういった方法でシミが治る方もいますが、このように医薬品でなくてもリスクは伴います。そのためこういった民間療法を試す時は、副作用の可能性があることを頭に置いて利用することです。